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榮譽ほまれおろかなるもの適󠄄かなはざるはなつとき雪󠄃ゆきふり 穡收かりいれときあめふるがごとし
As snow in summer, and as rain in harvest, so honour is not seemly for a fool.


in summer
〔サムエル前書12章17節〕
17 今日けふむぎかりどきにあらずやわれヱホバをよばんヱホバいかづちあめをくだしてなんぢらがわうをもとめてヱホバのまへにしたるつみおほいなるをしめしらしめたまはん
〔サムエル前書12章18節〕
18 かくてサムエル、ヱホバをよびければヱホバそのいかづちあめをくだしたまへりたみみなおほいにヱホバとサムエルをおそ
so
〔士師記9章7節〕
7 ヨタムにかくとつぐるものありければゆきてゲリジムやまいただきこゑあげさけびかれらにいひけるはシケムのたみわれきけかみまたなんぢらにきゝたまはん
〔士師記9章20節〕
20 しからずばアビメレクよりいでてシケムのたみとミロのいへやきつくさんまたシケムのたみとミロのいへよりもいでてアビメレクをやきつくすべしと
〔士師記9章56節〕
56 かみはアビメレクがその七十にん兄弟きやうだいころしておのれの父󠄃ちゝになしたるあくむくいたまへり
〔士師記9章57節〕
57 またシケムのたみのすべてのあしことをもかみ彼等かれらかうべむくいたまへりすなはちヱルバアルのヨタムののろひかれらのうへおよべるなり
〔エステル書3章1節〕
1 これらのことのちアハシユエロスわうアガグびとハンメダタのハマンをたふとびこれをたかくしておのれとともにある一切すべて牧伯つかさうへにそのせきさだめしむ~(15) 驛卒はゆまづかひわうめいによりて急󠄃いそぎていでゆきぬ この詔書みことのりはシユシヤンのしろおいいだされたり かくてわうとハマンはしてさけのみゐたりしがシユシヤンのまちまどひわづらへり 〔エステル書3章15節〕
〔エステル書4章6節〕
6 ハタクいでてわうもん前󠄃まへなるまちひろにをるモルデカイにいたりしに
〔エステル書4章9節〕
9 ハタクかへりきたりてモルデカイの言詞ことばをエステルにつげければ
〔詩篇12章8節〕
8 ひとのなかにけがしきことのあがめらるるときは惡者あしきものここやかしこにあるくなり
〔詩篇15章4節〕
4 あくにしづめるものをていとひかろしめ ヱホバをおそるるものをたふとび ちかひしことはおのれに禍害󠄅わざはひとなるもかふることなし
〔詩篇52章1節〕
1 猛者たけきものよなんぢいかなればあしき企圖くはだてをもてみずからほこるやかみのあはれみはつねにたえざるなり
〔箴言26章3節〕
3 むまためにはむちあり 驢馬ろばためにはくつわあり おろかなるもののためにつゑあり
〔箴言28章16節〕
16 さとからざるきみはおほく暴虐󠄃しへたげをおこなふ 不義ふぎにくものながきいのちをうべし
〔傳道之書10章5節〕
5 われしたひとつ患事うれへあるをたりこれ君長つかさたるものよりいづる過󠄃誤あやまちたり~(7) われまたしもべたるものむま王侯きみたるものしもべのごとくうへあゆむをたり
〔傳道之書10章7節〕

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ゆゑなきのろひすずめかけつばめとぶぶがごとくにきたるものにあらず
As the bird by wandering, as the swallow by flying, so the curse causeless shall not come.


so
〔民數紀略23章8節〕
8 かみのろはざるものわれいかでのろふことをんやヱホバのいのらざるものわれいかでいのることをんや
〔申命記23章4節〕
4 これなんぢらがエジプトよりいできたりしときかれらはパンとみづとをもてなんぢらを途󠄃みち迎󠄃むかへずメソポタミアのペトルびとベオルのバラムをやとひてなんぢのろはせんとたればなり
〔申命記23章5節〕
5 しかれどもなんぢかみヱホバ、バラムにきくことをなしたまはずしてなんぢかみヱホバその呪詛のろひかへなんぢのために祝福めぐみとなしたまへりこれなんぢかみヱホバなんぢあいしたまふがゆゑなり
〔サムエル前書14章28節〕
28 ときたみのひとりこたへいひけるはなんぢ父󠄃ちゝかたくたみをちかはせて今日けふ食󠄃物しよくもつをくらふひと呪詛のろはれんといへこれよりたみつかれたり
〔サムエル前書14章29節〕
29 ヨナタンいひけるはわが父󠄃ちゝくにわづらはせり請󠄃わがこのみつをすこしくなめしによりて如何いかにわがあきらかになりしかを
〔サムエル前書17章43節〕
43 ペリシテびとダビデにいひけるはなんぢつゑもちてきたるわれあにいぬならんやとペリシテびとそのかみをもってダビデを呪詛のろ
〔サムエル後書16章12節〕
12 ヱホバわが艱難かんなん俯視かへりみたまふことあらん又󠄂またヱホバ今日こんにちかれのろひのためにわれぜんむくいたまふことあらんと
〔ネヘミヤ記13章2節〕
2 かれらパンとみづとをもてイスラエルの子孫ひと〴〵迎󠄃むかへずして還󠄃かへつこれのろはせんとてバラムをやとひたりしがゆゑなりかゝりしかどもわれらのかみはその呪詛のろひかへ祝福めぐみとなしたまへりと
〔詩篇109章28節〕
28 かれらはのろへどもなんぢはめぐみたまふ かれらのたつときははづかしめらるれどもなんぢのしもべはよろこばん

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むまためにはむちあり 驢馬ろばためにはくつわあり おろかなるもののためにつゑあり
A whip for the horse, a bridle for the ass, and a rod for the fool's back.


(Whole verse)
〔士師記8章5節〕
5 遂󠄅つひにスコテの人々ひと〴〵いひけるはねがはくはわれにしたがへるたみ食󠄃しよくあたへよ彼等かれらつかれをるにわれミデアンのわうゼバとザルムンナを追󠄃行おひゆくなりと~(7) ギデオンいひけるはしからばヱホバのにゼバをザルムンナをわたしたまふときにわれいばらおどろとをもてなんぢにくつべしと 〔士師記8章7節〕
〔詩篇32章9節〕
9 汝等なんぢらわきまへなきむまのごとく驢馬うさぎむまのごとくなるなかれ かれらはくつわたづなのごとき具󠄄をもてひきとめずば近󠄃ちかづききたることなし
〔箴言10章13節〕
13 哲者さときもののくちびるには智慧󠄄ちゑあり 智慧󠄄ちゑなきもののためにはむちあり
〔箴言17章10節〕
10 一句ひとつ誡命いましめ智人さときひとるは百囘ももたびつことのおろかなるひとるよりもふか
〔箴言19章25節〕
25 嘲笑者あざけるものて さらばつたなきものつゝしまん 哲者さときものいましめよ さらばかれ知識ちしき
〔箴言27章22節〕
22 なんぢおろかなるものうすにいれきねをもてむぎともにこれをつくともそのおろからざるなり
〔コリント前書4章21節〕
21 なんぢなにほっするか、われしもとをもていたらんか、あい柔和にうわこゝろとをもていたらんか。
〔コリント後書10章6節〕
6 かつなんぢらの從順じゅうじゅん全󠄃まったくならんとき、すべての從順じゅうじゅんばっせんと覺悟かくごせり。
〔コリント後書13章2節〕
2 われすでげたれど、いまはなれをりて、二度ふたゝびなんぢらにひしときのごとく、前󠄃さきつみをかしたるものとそのほかすべての人々ひとびととにあらかじめぐ、われまたいたらばけっしてゆるさじ。

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おろかなるものおろかにしたがひてこたふることなかおそらくはおのれもこれおなじからん
Answer not a fool according to his folly, lest thou also be like unto him.


(Whole verse)
〔士師記12章1節〕
1 エフライムの人々ひと〴〵つどひてきたにゆきヱフタにいひけるはなんぢ何故なにゆゑきてアンモンの子孫ひと〴〵たゝかひながらわれらをまねきてなんぢとともにゆかせざりしやわれをもてなんぢいへなんぢとともにくべしと~(6) またこれ請󠄃ふシボレテといへといふにかれその音󠄃おんたゞしくいひずしてセボレテといへばすなはちこれひきとらへてヨルダンのわたしころせりそのときにエフライムびとのたふれしものまん二千にんなりき
〔士師記12章6節〕
〔サムエル後書19章41節〕
41 こゝにイスラエルの人々ひと〴〵みなわう所󠄃ところにいたりてわうにいひけるは我儕われら兄弟きやうだいなるユダの人々ひと〴〵何故なにゆゑなんぢぬすみさりわうその家族かぞくおよびダビデとともなるそのすべて從者じふしや送󠄃おくりてヨルダンをわたりしやと~(43) イスラエルのひとユダのひとこたへていひけるはわれわうのうちにとを分󠄃ぶんまたダビデのうちにもわれなんぢよりもおほくつなりしかるになんぢなんぞわれらをかろんじたるやわがわう導󠄃みちびきかへらんといひしはわれ最初いやさきなるにあらずやとされどユダの人々ひと〴〵ことばはイスラエルの人々ひと〴〵ことばよりもはげしかりき 〔サムエル後書19章43節〕
〔列王紀略上12章14節〕
14 少年せいねんをしへごと彼等かれらつげいひけるはわが父󠄃ちゝ爾等なんぢらくびきおもくしたりしがわれさら爾等なんぢらくびきおもくせんわが父󠄃ちゝむち爾等なんぢらこらしたれどもわれさそりをもて爾等なんぢらこらさんと
〔列王紀略上12章16節〕
16 かくイスラエルみなわうおのれきかざるをたりこゝにおいてたみわうこたへていひけるは我儕われらダビデのうちなに分󠄃ぶんあらんやヱサイのうち產業さんげふなしイスラエルよ爾等なんぢらてんまくかへれダビデよいまなんぢいへよとしかしてイスラエルはそのてんまくりゆけり
〔列王紀略下14章8節〕
8 かくてアマジヤ使者つかひをヱヒウのヨアハズのなるイスラエルのわうヨアシにおくりてきた我儕われらたがひにかほをあはせんといひしめければ~(10) なんぢおほいにエドムに勝󠄃かちたればこゝろほこるその榮譽ほまれにやすんじていへれなんぞわざはひひきおこして自己おのれもユダもともにほろびんとするやと
〔列王紀略下14章10節〕
〔箴言17章14節〕
14 爭端あらそひ起󠄃源はじめつゝみよりみづをもらすにたり このゆゑにあらそひの起󠄃おこらざるさきにこれをとゞむべし
〔ペテロ前書2章21節〕
21 なんぢらはこれがためにされたり、キリストもなんぢらのため苦難くるしみをうけ、なんぢらを足跡あしあとしたがはしめんとて模範もはん遺󠄃のこたまへるなり。~(23) またのゝしられてのゝしらず、くるしめられておびやかさず、たゞしくさばきたまふものおのれゆだね、 〔ペテロ前書2章23節〕
〔ペテロ前書3章9節〕
9 あくをもてあくに、そしりをもてそしりむくゆることなく、かへつてこれ祝福しくふくせよ。なんぢらのされたるは祝福しくふくがんためなればなり。
〔ユダ書1章9節〕
9 御使みつかひをさミカエル惡魔󠄃あくまろんじてモーセの屍體しかばねあらそひしときに、あへのゝしりてさばかず、ただ『ねがはくはしゅなんぢをいましたまはんことを』とへり。

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おろかなるものおろかにしたがひてこれこたへよ おそらくはかれおのれのみづからを智者さときもの
Answer a fool according to his folly, lest he be wise in his own conceit.


a fool
〔列王紀略上22章24節〕
24 ケナアナのゼデキヤ近󠄃ちかよりてミカヤのほううちいひけるはヱホバのみたま何途󠄃いづくよりわれはなれゆきてなんぢものいふや~(28) ミカヤいひけるはなんぢもしまこと平󠄃安やすらかかへるならばヱホバわれによりていひたまはざりしならん又󠄂またいひけるは爾等なんぢらたみみなきくべし
〔列王紀略上22章28節〕
〔エレミヤ記36章17節〕
17 またバルクにとふていひけるは請󠄃なんぢいかにこのすべてことばをかれのくちにしたがひてしるせしやわれらにつげ
〔エレミヤ記36章18節〕
18 バルクこたへけるはかれそのくちをもてこのすべてことばわれ述󠄃べたればわれすみをもてこれふみしるせり
〔マタイ傳15章1節〕
1 こゝにパリサイびと學者がくしゃら、エルサレムよりきたりてイエスにふ、~(3) こたへてたまふ『なにゆゑなんぢらは、またなんぢらの言傳いひつたへによりてかみ誡命いましめをかすか。 〔マタイ傳15章3節〕
〔マタイ傳16章1節〕
1 パリサイびととサドカイびときたりてイエスをこゝろみ、てんよりのしるししめさんことを請󠄃ふ。~(4) 邪曲よこしまにして不義ふぎなるしるしもとむ、れどヨナのしるしほかしるしあたへられじ』かくかれらをはなれてたまひぬ。
〔マタイ傳16章4節〕
〔マタイ傳21章23節〕
23 みやいたりてをしたまふとき、祭司長さいしちゃうたみ長老ちゃうらう御許みもときたりてふ『なに權威けんゐをもてこれことをなすか、がこの權威けんゐさづけしか』~(27) 遂󠄅つひこたへて『らず』とへり。イエスもまたひたまふ『われなに權威けんゐをもてこれのことをすかなんぢらにげじ。 〔マタイ傳21章27節〕
〔マタイ傳22章15節〕
15 こゝにパリサイびとでて如何いかにしてかイエスをことばわなけんとあひはかり、~(32)われはアブラハムのかみ、イサクのかみ、ヤコブのかみなり」とたまへることをいままぬか。かみにたるものかみにあらず、けるものかみなり』 〔マタイ傳22章32節〕
〔ルカ傳12章13節〕
13 群衆ぐんじゅうのうちのあるひといふ『よ、わが兄弟きゃうだいめいじて、嗣業しげふわれ分󠄃わかたしめたまへ』~(21) おのれのためにたからたくはへ、かみたいしてまぬものは、かくのごとし』
〔ルカ傳12章21節〕
〔ルカ傳13章23節〕
23 あるひといふ『しゅよ、すくはるるものすくなきか』~(30) よ、あとなるものさきになり、さきなるものあとになることあらん』
〔ルカ傳13章30節〕
〔ヨハネ傳8章7節〕
7 かれらひてまざれば、イエス起󠄃おこして『なんぢらのうちつみなきものまづいしなげうて』とひ、
〔ヨハネ傳9章26節〕
26 かれふ『かれはなんぢなにをなししか、如何いかにしてをあけしか』~(33) かのひともしかみよりでずば、何事なにごとをもざらん』 〔ヨハネ傳9章33節〕
〔テトス書1章13節〕
13 このあかしまことなり。さればなんぢきびしくかれらをめよ、
conceit
〔イザヤ書5章21節〕
21 わざはひなるかな かれらはおのれをみてかしこしとしみづからかへりみてさとしとするものなり
〔ロマ書12章16節〕
16 あひたがひこゝろおなじうし、たかぶりたるおもひをなさず、かへつてひくきにけ。なんぢらおのれさとしとな。
lest
〔箴言26章12節〕
12 なんぢおのれのみづからを智慧󠄄ちゑあるものとするひとるか かれよりもかへつおろかなるひと望󠄇のぞみあり
〔箴言28章11節〕
11 富者とめるものはおのれのみづからを智慧󠄄ちゑあるものとなす されど聰明さとりある貧󠄃者まづしきものかれをはかり
〔ロマ書11章25節〕
25 兄弟きゃうだいよ、われなんぢらが自己みづからさとしとすることなからんために、この奧義おくぎらざるをほっせず、すなは幾許いくばくのイスラエルのにぶくなれるは、異邦人いはうじんきたりてかず滿つるにおよときまでなり。

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おろかなるものたくしてこといひおくるものはおのれのあしをきり害󠄅がいをうく
He that sendeth a message by the hand of a fool cutteth off the feet, and drinketh damage.


damage
無し
sendeth
〔民數紀略13章31節〕
31 されかれとともにゆきたる人々ひと〴〵我等われらはかのたみ所󠄃ところせめのぼることをかれらはわれらよりもつよければなりと
〔箴言10章26節〕
26 おこたもののこれを遣󠄃つかはすものにおけるはおけるがごとけぶりおけるがごと
〔箴言13章17節〕
17 あし使者つかひ災禍わざはひおちいる されど忠信ちうしんなる使者つかひ良藥くすりごと
〔箴言25章13節〕
13 忠信ちうしんなる使者つかひこれ遣󠄃つかはものにおけること穡收かりいれひややかなる雪󠄃ゆきあるがごとし よくそのしゆこゝろよろこばしむ

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跛者あしなへあしようなし おろかなるものくちいましめもかくのごとし
The legs of the lame are not equal: so is a parable in the mouth of fools.


not equal
無し
so
〔詩篇50章16節〕
16 -17 しかはあれどかみあしきものにいひたまはく なんぢはをしへをにくみ わがことばをそのうしろにすつるものなるになにのかかはりありてわが律法おきてをのべ わがけいやくをくちにとりしや~(21) なんぢこれらのことをなししをわれもだしぬれば なんぢわれをおのれにきもにたるものとおもへり されどわれなんぢをいましめてそのつみをなんぢの目前󠄃まのあたりにつらぬべし 〔詩篇50章21節〕
〔詩篇64章8節〕
8 かくてかれらのしたそのにさからふがゆゑに遂󠄅つひにかれらはつまづかん これをるものみな逃󠄄のがれさるべし
〔箴言17章7節〕
7 勝󠄃すぐれたることをいふはおろかなるひと適󠄄かなはず まし虛僞いつはりをいふ口唇くちびるきみたるもの適󠄄かなはんや
〔箴言26章9節〕
9 おろかなるものくちにたもつ箴言いましめへるもののとげあるつゑにてぐるがごとし
〔マタイ傳7章4節〕
4 よ、おのが梁木うつばりのあるに、いかで兄弟きゃうだいにむかひて、なんぢよりちりをとりのぞかせよとんや。
〔マタイ傳7章5節〕
5 僞善者ぎぜんしゃよ、まづおのより梁木うつばりをとりのぞけ、さらばあきらかにえて兄弟きゃうだいよりちりりのぞきん。
〔ルカ傳4章23節〕
23 イエスたまふ『なんぢらかならわれ俚諺ことわざきて「醫者いしゃよ、みづからおのれいやせ、カペナウムにてりしといふ、われらがけることどもをおのさとなるにてもせ」とはん』

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榮譽ほまれおろかなるものあたふるはいし投石索いしなげつなぐがごと
As he that bindeth a stone in a sling, so is he that giveth honour to a fool.


bindeth a stone in a sling
無し
so
〔箴言19章10節〕
10 おろかなるもの驕奢おごりるは適󠄄當ふさはしからず まししもべにしてうへものをさむることをや
〔箴言26章1節〕
1 榮譽ほまれおろかなるもの適󠄄かなはざるはなつとき雪󠄃ゆきふり 穡收かりいれときあめふるがごとし
〔箴言30章22節〕
22 すなはしもべたるものわうとなるにおろかなるものかて飽󠄄あけるにより

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おろかなるものくちにたもつ箴言いましめへるもののとげあるつゑにてぐるがごとし
As a thorn goeth up into the hand of a drunkard, so is a parable in the mouth of fools.


(Whole verse)
〔箴言23章35節〕
35 なんぢいはんひとわれをうてどもわれいたまず われたゝけどもわれおぼえず われさめなばまたさけもとめんと

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おろかなるものやと流浪さすらふものやとものは すべてのひときずつくる射手いてごと
The great God that formed all things both rewardeth the fool, and rewardeth transgressors.


The great, etc.
無し
both
〔箴言11章31節〕
31 みよ義人ただしきひとすらもにありてむくいをうくべしまし惡人あしきひと罪人つみびととをや
〔ロマ書2章6節〕
6 かみはおのおのの所󠄃作しわざしたがひてむくい、

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いぬのかへりきたりてそのはきたるもの食󠄃くらふがごとく おろかなるものかさねてそのおろかなることをおこなふ
As a dog returneth to his vomit, so a fool returneth to his folly.


a dog
〔出エジプト記8章15節〕
15 しかるにパロは嘘氣いきつくひまあるをてそのこゝろ頑固かたくなにして彼等かれらきくことをせざりきヱホバのいひたまひしごと
〔マタイ傳12章45節〕
45 遂󠄅つひきておのれよりしきほかなゝつのれいれきたり、ともりて此處ここ住󠄃む。さればひとのちさま前󠄃まへよりもしくなるなり。邪曲よこしまなるもまたかくごとくならん』
〔ペテロ後書2章22節〕
22 俚諺ことわざに『いぬおのがきたるものかへきたり、ぶたあらひてまたどろなかまろぶ』とへるはまことにして、かれらにあたれり。
returneth to his folly

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なんぢおのれのみづからを智慧󠄄ちゑあるものとするひとるか かれよりもかへつおろかなるひと望󠄇のぞみあり
Seest thou a man wise in his own conceit? there is more hope of a fool than of him.


Seest
〔箴言22章29節〕
29 なんぢそのげふたくみなるひとるか かゝひとわう前󠄃まへたゝん かならず賤者もの前󠄃まへにたたじ
〔箴言29章20節〕
20 なんぢことばつゝしまざるひとしや かれよりはかへつおろかなるもの望󠄇のぞみあり
〔マタイ傳21章31節〕
31 この二人ふたりのうちいづれ父󠄃ちち意󠄃こゝろしし』かれらいふ『のちものなり』イエスたまふ『まことになんぢらにぐ、取税人しゅぜいにん遊󠄃女あそびめとはなんぢらにさきだちてかみくにるなり。
〔ルカ傳7章44節〕
44 かくをんなかた振向ふりむきてシモンにたまふ『このをんなるか。われなんぢのいへりしに、なんぢはわれあしみづあたへず、をんななみだにてわがあしぬらし、頭髮かみのけにてぬぐへり。
a man
〔箴言26章5節〕
5 おろかなるものおろかにしたがひてこれこたへよ おそらくはかれおのれのみづからを智者さときもの
〔箴言26章16節〕
16 おこたるものはおのれのみづからをこたふるしちにんものよりも智慧󠄄ちゑありとなす
〔箴言28章11節〕
11 富者とめるものはおのれのみづからを智慧󠄄ちゑあるものとなす されど聰明さとりある貧󠄃者まづしきものかれをはかり
〔箴言29章20節〕
20 なんぢことばつゝしまざるひとしや かれよりはかへつおろかなるもの望󠄇のぞみあり
〔マタイ傳21章31節〕
31 この二人ふたりのうちいづれ父󠄃ちち意󠄃こゝろしし』かれらいふ『のちものなり』イエスたまふ『まことになんぢらにぐ、取税人しゅぜいにん遊󠄃女あそびめとはなんぢらにさきだちてかみくにるなり。
〔ルカ傳18章11節〕
11 パリサイびと、たちてこゝろうちいのる「かみよ、われはほかのひとの、强奪うばひ不義ふぎ姦淫かんいんするがごとものならず、又󠄂またこの取税人しゅぜいにんごとくならぬを感謝かんしゃす。
〔ロマ書12章16節〕
16 あひたがひこゝろおなじうし、たかぶりたるおもひをなさず、かへつてひくきにけ。なんぢらおのれさとしとな。
〔コリント前書3章18節〕
18 たれみづかあざむくな。なんぢのうちにてみづかかしこしとおもものは、かしこくならんためにおろかなるものとなれ。
〔コリント前書3章19節〕
19 そは智慧󠄄ちゑかみ前󠄃まへおろかなればなり。しるして『かれ智者ちしゃをその惡巧たくみによりてとらたまふ』
〔コリント後書8章1節〕
1 兄弟きゃうだいよ、われらマケドニヤのしょ敎會けうくわいたまひたるかみ恩惠めぐみなんぢらにらす。
〔コリント後書8章2節〕
2 すなは患難なやみおほいなる試練こゝろみのうちにかれらの喜悅よろこびあふれ、又󠄂またそのはなはだしき貧󠄃窮まづしさをしみなくほどことみ溢󠄃あふるるにいたれり。
〔ヨハネ黙示録3章17節〕
17 なんぢ、われめり、ゆたかなり、ともしき所󠄃ところなしとひて、おのなやめるものあはれむべきもの貧󠄃まづしきもの盲目めしひなるものはだかなるものたるをらざれば、

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おこたるもの途󠄃みちしゝあり ちまたしゝありといふ
The slothful man saith, There is a lion in the way; a lion is in the streets.


(Whole verse)
〔箴言15章19節〕
19 おこたるもの道󠄃みちいばらまがきたり なほきもの途󠄃みち平󠄃坦たひらかなり
〔箴言19章15節〕
15 懶惰おこたりひと酣寐うまいせしむ 懈怠ものうきひとうゝべし
〔箴言22章13節〕
13 おこたるものはいふしゝそとにあり われちまたにてころされんと

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蝶鉸てふつがひによりてまはるごとくおこたるものはそのねどこ輾轉ねがへり
As the door turneth upon his hinges, so doth the slothful upon his bed.


(Whole verse)
〔箴言6章9節〕
9 惰者ものなんぢいづれのときまでふしやすむや いづれのときまでねむりて起󠄃おきざるや
〔箴言6章10節〕
10 しばらくししばらくねむこまぬきてまた片時しばらくやすむ
〔箴言12章24節〕
24 つとめはたらくものひとををさむるにいたりおこたるものひと服󠄃つかふるにいたる
〔箴言12章27節〕
27 おこたるものはおのれのかりたるものをもやかつとめはたらくことはひとたふときたからなり
〔箴言24章33節〕
33 しばらくしばらくねぶこまぬきて又󠄂またしばらくやす
〔ヘブル書6章12節〕
12 おこたることなく、信仰しんかう耐忍󠄄しのびとをもて約束やくそく人々ひとびとならはんことをもとむ。

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おこたるものはそのさらにいるるもこれをそのくちあぐることをいと
The slothful hideth his hand in his bosom; it grieveth him to bring it again to his mouth.


it grieveth him
無し
slothful
〔箴言19章24節〕
24 おこたるものはそのさらにいるるもこれをそのくちあぐることをだにせず

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おこたるものはおのれのみづからをこたふるしちにんものよりも智慧󠄄ちゑありとなす
The sluggard is wiser in his own conceit than seven men that can render a reason.


(Whole verse)
〔箴言12章15節〕
15 おろかなるものはみづからその道󠄃みちたゞしとす されど智慧󠄄ちゑあるものはすすめを
〔箴言26章12節〕
12 なんぢおのれのみづからを智慧󠄄ちゑあるものとするひとるか かれよりもかへつおろかなるひと望󠄇のぞみあり
〔ペテロ前書3章15節〕
15 こゝろうちにキリストをしゅあがめよ、またなんぢらのうちにある望󠄇のぞみ理由りいうひとには、柔和にうわ畏懼おそれとをもてつね辯明べんめいすべき準備そなへをなし、

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みちをよぎり自己おのれかかはりなき爭擾あらそひにたづさはるものいぬみゝをとらふるもののごとし
He that passeth by, and meddleth with strife belonging not to him, is like one that taketh a dog by the ears.


meddleth
無し
passeth
〔箴言17章11節〕
11 そむきもとるものはただあしきことのみをもとむ このゆゑかれにむかひて殘忍󠄄ざんにんなる使者つかひ遣󠄃つかはさる
〔箴言18章6節〕
6 おろかなるもの口唇くちびるはあらそひを起󠄃おこし そのくちうたるることをまね
〔箴言20章3節〕
3 おだやかかにりてあらそはざるはひと榮譽ほまれなりすべておろかなるものいかあらそ
〔ルカ傳12章14節〕
14 これひたまふ『ひとよ、われててなんぢらの裁判󠄄人さいばんにんまた分󠄃配ぶんぱいしゃとせしぞ』
〔テモテ後書2章23節〕
23 おろかなる無學むがく議論ぎろんてよ、これより分󠄃爭あらそひ起󠄃おこるをればなり。
〔テモテ後書2章24節〕
24 しゅしもべあらそふべからず、すべてのひとやさしくをし忍󠄄しのぶことをなし、

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-19 すでにそのとなりあざむくことをなしてわれはただたはむれしのみといふものまたはやりまたはなげう狂人ものぐるひのごとし
As a mad man who casteth firebrands, arrows, and death,


arrows
〔創世記49章23節〕
23 射者いるものかれをなやましかれかれをにくめり
〔箴言7章23節〕
23 遂󠄅つひにはそのきもさん とり速󠄃すみやかにあみにいりてその生命いのちうしなふにいたるをしらざるがごとし
〔箴言25章18節〕
18 そのとなりてきして虛僞いつはりあかしをたつるひとをの刃󠄃やいばまたはするどのごとし
firebrands

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‹b20c026v019›
So is the man that deceiveth his neighbour, and saith, Am not I in sport?


and
〔箴言10章23節〕
23 おろかなるものあくをなすをたはむれごとのごとくす 智慧󠄄ちゑのさとかるひとにとりてもかくのごとし
〔箴言14章9節〕
9 おろろかなるものつみをかろんず されど義者ただしきものなかには恩惠めぐみあり
〔箴言15章21節〕
21 無知むちなるものおろかなることをよろこび 哲者さときものはその途󠄃みちなほくす
〔エペソ書5章4節〕
4 またづべきことばおろかなるはなし戯言たはむれごとふな、これよろしからぬことなり、むし感謝かんしゃせよ。
〔ペテロ後書2章13節〕
13 かれらはひるもなほ酒食󠄃しゅしょく快樂けらくとし、誘惑まどはしたのしみ、なんぢらととも宴席ふるまひあづかりて汚點しみとなり、きずとなる。

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たきゞなければはきえ ひと是非よしあしをいふものなければ爭端あらそひはやむ
Where no wood is, there the fire goeth out: so where there is no talebearer, the strife ceaseth.


Where no wood is
無し
ceaseth
無し
so
〔箴言16章28節〕
28 いつはるものはあらそひを起󠄃おこし つげぐちするもの朋友ともはなれしむ
〔箴言22章10節〕
10 嘲笑者あざけるもの逐󠄃へば爭論あらそひまたさり かつ鬪諍いさかひ恥辱はぢもやむ
〔箴言26章22節〕
22 ひと是非よしあしをいふもののことばはたはぶれのごとしといへどもかへつてはらおく
〔ヤコブ書3章6節〕
6 したなり、不義ふぎ世界せかいなり、したわれらの肢體したいうちにて、全󠄃身ぜんしんけがし、また地獄ぢごくよりでて一生いっしゃう車輪しゃりんもやすものなり。
tale~bearer

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煨火おきびすみをつぎたきゞをくぶるがごとく爭論あらそひこのひと爭論あらそひ起󠄃おこ
As coals are to burning coals, and wood to fire; so is a contentious man to kindle strife.


(Whole verse)
〔サムエル後書20章1節〕
1 こゝ一人ひとりよこしまなるひとありそのをシバといビクリのにしてベニヤミンびとなりかれ喇叭らつぱふきていひけるは我儕われらはダビデのうち分󠄃ぶんなし又󠄂またヱサイののうちに產業さんげふなしイスラエルよ各人おの〳〵そのてんまくかへれよと
〔列王紀略上12章2節〕
2 ネバテのヤラベアムなほエジブトにありきけりヤラベアムはソロモンわうかほをさけて逃󠄄にげさりエジプトに住󠄃居すみゐたるなり
〔詩篇120章4節〕
4 ますらをの金萑花えにしだのあつきすみとなり
〔箴言10章12節〕
12 怨恨うらみ爭端あらそひをおこし あいはすべてのとがおほ
〔箴言15章18節〕
18 いきどほりやすきものは爭端あらそひをおこし いかりをおそくするもの爭端あらそひをとどむ
〔箴言29章22節〕
22 いかひと爭端あらそひ起󠄃おこいきどほりひとつみおほし
〔箴言30章33節〕
33 それ乳󠄃ちゝしむれば乾酪かんらくいではなしむればいで いかりむかふれば爭端あらそひおこる

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ひと是非よしあしをいふもののことばはたはぶれのごとしといへどもかへつてはらおく
The words of a talebearer are as wounds, and they go down into the innermost parts of the belly.


innermost parts
無し
words
〔箴言18章8節〕
8 ひと是非よしあしをいふもののことばはたはぶれのごとしといへどもかへつてはらおくにいる
〔箴言20章19節〕
19 あるきめぐりてひと是非よしあしをいふもの密事みそかごとをもらす 口唇くちびるをひらきてあるくものとまじはることなか
〔エゼキエル書22章9節〕
9 ひとしこづるものながさんとなんぢうちにありひとなんぢうちにてやまうへ食󠄃しよくをなしなんぢうちにて邪淫じやいんをおこなひ

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あたたかき口唇くちびるをもちてあしこゝろあるはぎんかすをきせたるかはらかけのごとし
Burning lips and a wicked heart are like a potsherd covered with silver dross.


(Whole verse)
〔サムエル後書20章9節〕
9 ヨアブ、アマサにわが兄弟きやうだいなんぢ平󠄃康やすらかなるやといひてみぎをもてアマサのひげとらへかれ接吻くちつけせんとせしが
〔サムエル後書20章10節〕
10 アマサはヨアブのにあるかたな意󠄃こころとめざりければヨアブそれをもてアマサのはらしてそのはらわたながしいだしかさねてうつおよばざらしめてこれをころせり
   かくてヨアブとその兄弟きやうだいアビシヤイ、ビクリのシバのあと追󠄃おへ
〔箴言10章18節〕
18 うらみをかくすものには虛僞いつはりのくちびるあり 誹謗そしりをいだすものおろかなるものなり
〔エゼキエル書33章31節〕
31 かれたみ集會あつまりのごとくになんぢきたわがたみのごとくになんぢ前󠄃まへしてなんぢことばきかされどもこれおこなはじかれらはくちよろこばしきところのことをなし其心そのこころにしたがふなり
〔ルカ傳22章47節〕
47 なほかたりゐたまふとき、よ、群衆ぐんじゅうあらはれ、十二じふに一人ひとりなるユダさきだちきたり、イエスに接吻くちつけせんとて近󠄃寄ちかよりたれば、
〔ルカ傳22章48節〕
48 イエスたまふ『ユダ、なんぢは接吻くちつけをもてひとるか』

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うらむるもの口唇くちびるをもてみづか飾󠄃かざれども こゝろうちには虛僞いつはりをいだく
He that hateth dissembleth with his lips, and layeth up deceit within him;


deceit
〔箴言11章1節〕
1 いつはりの權衝はかりはヱホバににくまれ たゞしき法馬ふんどうかれよろこばる
〔箴言12章5節〕
5 義者ただしきもののおもひはなほ惡者あしきものはかるところは虛僞いつはりなり
〔箴言12章17節〕
17 眞實まことをいふものは正義ただしき述󠄃べ いつはりのあかしびと虛僞いつはりをいふ
〔箴言12章20節〕
20 あしきことをはかるものこゝろには欺詐あざむきあり 和平󠄃やはらぎはかものには歡喜よろこびあり
〔箴言14章8節〕
8 かしこきもの智慧󠄄ちゑはおのれの道󠄃みちさとるにあり おろかなるものおろかあざむくにあり
dissembleth

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かれそのこゑやはらかにするともこれしんずるなかれ そのこゝろななつ憎にくむべきものあればなり
When he speaketh fair, believe him not: for there are seven abominations in his heart.


believe
〔エレミヤ記12章6節〕
6 なんぢ兄弟きやうだいなんぢ父󠄃ちゝいへなんぢあざむきまた大聲おほごゑをあげてなんぢ追󠄃ふかれらしたしくなんぢかたるともこれをしんずるなか
〔マタイ傳24章23節〕
23 そのときあるひは「よ、キリスト此處ここにあり」あるひは「此處ここにあり」とものありともしんずな。
seven
〔箴言6章16節〕
16 ヱホバの憎にくみたまふものむつあり いなそのこゝろ嫌󠄃きらひたまふものななつあり~(19) 詐僞いつはりをのぶるあかしひと および兄弟きやうだいのうちに爭端あらそひをおこすものなり 〔箴言6章19節〕
speaketh fair
〔詩篇12章2節〕
2 ひとはみな虛僞いつはりをもてそのとなりとあひかたりなめらなるくちびると貳心ふたごころとをもてものいふ
〔詩篇28章3節〕
3 あしきひとまた邪曲よこしまをおこなふものとともにわれをとらへてひきゆきたまふなかれ かれらはそのとなりにやはらぎをかたれどもこゝろには殘害󠄅そこなひをいだけり
〔エレミヤ記9章2節〕
2 嗚呼あゝわれ曠野あらの旅人たびゞと寓所󠄃やどりどころをえんものを我民わがたみはなれてさりゆかんかれらはみな姦淫かんいんするものもとれるものともがらなればなり~(8) かれらのしたころのごとしかれらいつはりをいふまたそのくちをもてとなりにおだやかにかたれどもそのこゝろうちには害󠄅がいをはかるなり 〔エレミヤ記9章8節〕
〔ミカ書7章5節〕
5 なんぢ伴󠄃侶ともしんずるなか朋友ともだちたのむなかれ なんぢふところいぬものにむかひてもなんぢくちまも

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たとひ虛僞いつはりをもてそのうらみをかくすとも そのあく會集あつまりなかあらはる
Whose hatred is covered by deceit, his wickedness shall be shewed before the whole congregation.


Whose hatred is covered by deceit
〔創世記4章8節〕
8 カインそのおとうとアベルにものがたりぬ彼等かれらにをりけるときカインそのおとうとアベルに起󠄃たちかゝりてこれころせり
〔サムエル前書18章17節〕
17 サウル、ダビデにいひけるはわれわが長女あねむすめメラブをなんぢめあはさんなんぢただわがためにいさみヱホバのいくさたゝかふべしとはサウルわがにてかれをころさでペリシテびとにてころさんとおもひたればなり
〔サムエル前書18章21節〕
21 サウルいひけるはわれミカルをかれにあたへてかれはか手段てだてとなしペリシテびとにてかれをころさんといひてサウル、ダビデにいひけるはなんぢ今日こんにちふたゝびわが婿むことなるべし
〔サムエル後書3章27節〕
27 アブネル、ヘブロンに返󠄄かへりしかばヨアブかれひそかかたらんとてかれをもんうちきゆき其處そこにてそのはらさしてこれをころおのれ兄弟きやうだいアサヘルのをむくいたり~(30) ヨアブとそのおとうとアビシヤイのアブネルをころしたるはかれがギベオンにて戰陣たたかひのうちにおのれの兄弟きやうだいアサヘルをころせしによれり
〔サムエル後書3章30節〕
〔サムエル後書13章22節〕
22 アブサロムはアムノンにむかひてよきあしきもいはざりきはアブサロム、アムノンをにくみたればたりはかれがおのれのいもうとタマルをはづかしめたるによれ
(28) こゝにアブサロムその少者わかものめいじていひけるは請󠄃なんぢらアムノンのこゝろさけによりてたのしときすましてわが汝等なんぢらにアムノンをてとときかれころおそるるなかれ汝等なんぢらこれめいじたるはわれにあらずやなんぢいさましくたけくなれと 〔サムエル後書13章28節〕
〔詩篇55章21節〕
21 そのくちはなめらかにして乳󠄃ちちのあぶらのごとくなれどもそのこゝろはたたかひなり そのことばはあぶらに勝󠄃まさりてやはらかなれどもぬきたるつるぎにことならず~(23) かくてかみよなんぢはかれらをほろびあなにおとしいれたまはんをながすものと詭計たばかりおほきものとはいきておのが半󠄃なかばにもいたらざるべし しかはあれどわれはなんぢによりたのまん 〔詩篇55章23節〕

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あなるものはみづかこれおちいらん いしまろばしあぐるものうへにはそのいしまろびかへらん
Whoso diggeth a pit shall fall therein: and he that rolleth a stone, it will return upon him.


diggeth
〔エステル書7章10節〕
10 人々ひと〴〵ハマンをそのモルデカイをかけんとてまうけしうへかけたり わう震怒いかりつひに
〔詩篇7章15節〕
15 またあなをほりてふかくしおのれがつくれるそのみぞにおちいれり
〔詩篇7章16節〕
16 その殘害󠄅そこなひはおのがかうべにかへり その强暴あらびはおのが頭上いただきにくだらん
〔詩篇9章15節〕
15 もろもろの國民くにびとはおのがつくれるあなにおちいり そのかくしまうけたるあみにおのがあしをとらへらる
〔詩篇10章2節〕
2 あしきひとはたかぶりてくるしむものをはなはだしくせむ かれらをそのくはだての謀略はかりごとにとらはれしめたまへ
〔詩篇57章6節〕
6 かれらはわがあしをとらへんとてあみをまうく わが靈魂たましひはうなたる かれらはわがまへにあなをほりたりしかしてみづからそのなかにおちいれり セラ
〔箴言28章10節〕
10 義者ただしきものあし道󠄃みちまどはものはみづから自己おのれあなおちいらん されど質直すなほなるもの福祉さいはひをつぐべし
〔傳道之書10章8節〕
8 あなものはみづからこれにおちいり石垣いしがきこぼものへびかまれん

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虛僞いつはりしたはおのれの害󠄅なやまもの憎にくへつらくち滅亡ほろびをきたらす
A lying tongue hateth those that are afflicted by it; and a flattering mouth worketh ruin.


a flattering
〔箴言6章24節〕
24 これはなんぢをまもりてあし婦󠄃をんなよりまぬかれしめ なんぢをたもちて淫婦󠄃いんぷした諂媚へつらひにまどはされざらしめん
〔箴言7章5節〕
5 さらばなんぢをまもりて淫婦󠄃いんぷにまよはざらしめ ことばをもてこぶ娼妓あそびめにとほざからしめん
〔箴言7章21節〕
21 おほく婉言なまめきたることばをもてまどは口唇くちびる諂媚へつらひをもていざなへば~(23) 遂󠄅つひにはそのきもさん とり速󠄃すみやかにあみにいりてその生命いのちうしなふにいたるをしらざるがごとし 〔箴言7章23節〕
〔箴言29章5節〕
5 そのとなりへつらものはかれのあし前󠄃まへあみ
〔ルカ傳20章20節〕
20 かくてかれうかゞひ、イエスをつかさ支配しはい權威けんゐとのもとわたさんとて、そのことばとらふるために義人ぎじんさましたる間諜まはしものどもを遣󠄃つかはしたれば、
〔ルカ傳20章21節〕
21 ものどもイエスにひてふ『よ、われらはなんぢたゞしくかたり、かつをしへ、外貌うはべらず、まことをもてかみ道󠄃みちをしたまふをる。
lying
〔ヨハネ傳8章40節〕
40 しかるになんぢらはいまかみよりきたる眞理しんりなんぢらにぐるものなるわれころさんとはかる。アブラハムはかゝることをさざりき。
〔ヨハネ傳8章44節〕
44 なんぢらはおの父󠄃ちち惡魔󠄃あくまよりでておの父󠄃ちちよくおこなはんことを望󠄇のぞむ。かれ最初はじめより人殺ひとごろしなり、またまことそのなかになきゆゑまことたず、かれ虛僞いつはりをかたるごとおのれよりかたる、それは虛僞いつはりものにして《[*]》虛僞いつはり父󠄃ちちなればなり。[*或は「虛僞者の父󠄃」と譯す。]~(49) イエスこたたまふ『われは惡鬼あくきかれず、かへつて父󠄃ちちうやまふ、なんぢらはわれかろんず。 〔ヨハネ傳8章49節〕
〔ヨハネ傳10章32節〕
32 イエスこたたまふ『われは父󠄃ちちによりておほくのわざなんぢらにしめしたり、そのいづれわざゆゑにわれいしにてたんとするか』
〔ヨハネ傳10章33節〕
33 ユダヤびとこたふ『なんぢをいしにてつはきわざのゆゑならず、瀆言けがしごとゆゑにして、なんぢひとなるにおのれかみとするゆゑなり』
〔ヨハネ傳15章22節〕
22 われきたりてかたらざりしならば、かれつみなかりしならん。されどいまはそのつみいひのがるべきやうなし。~(24) われもしたれもいまだおこなはぬことかれらのうちおこなはざりしならば、かれつみなかりしならん。れどいまははやわれをも父󠄃ちちをもたり、また憎にくみたり。 〔ヨハネ傳15章24節〕